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VantageManager Telnet スクリプト コマンド

スクリプト・バージョン1.1、2019-04-20

スクリプトはいくつかの行から構成され、順番に実行されます。
空行やセミコロン「;」で始まる行は無視されます。

 であってもよい。
- シングル「'」またはダブル「"」で囲まれた定数文字列。などの特殊文字を挿入することができる。例 "show ver"
- 以前に割り当てられた変数の変数識別子(下記の set コマンドを参照)。
- 例  演算子で区切られる。例 "abcd" + "def"
- 以下に定義するコマンド/関数の結果。例 "結果は:" + recuntil " >".
- 以前に割り当てられた変数の変数識別子(下記のsetコマンドを参照)。

 であってもよい。
- 一定の整数。例1、5。
- 以前に割り当てられた変数の変数識別子(下記のsetコマンドを参照)。
- つ  演算子で区切られる。例3+7
- 演算子 "not"、"and"、"or "によるブーリアン式。結果が[]内の例:not 2 [0]、3と4 [1]
- 括弧を使用することもできる。例:(3と0)または11 [1]
- 演算子 == または != で2つの数値または文字列を比較した結果。例 "aa"==recuntil " >", 2!=5
- 以下に定義するコマンド/関数の結果。例 "def", "abcdef" [1] のマッチ。


コマンド/関数:  

送信 
telnet経由でDUTに文字列を送信する。
送信したのと同じ文字列を返す。

sendln 
CRLFに続く文字列をtelnet経由でDUTに送信する。
送信したのと同じ文字列を返す。

復帰 
指定された文字列を含むまでDUTからデータを受信する。
文字列を含まないまでの受信データを返す。

recln
次のCRLFまでDUTからデータを受信する。
CRLFを含まない受信データを返す。

wait 
指定した秒数待つ
戻り値 1

失敗した場合 
以下の場合、エラーメッセージとともにスクリプトの実行(およびテストの実行)を中断します。  が0でない場合。
スクリプトが中止されない場合は 0 を返す。中止された場合は返さない。

ログ 
指定された式を UI 上のテスト・ログに出力します(テスト・レポートにも含まれます)。
同じ文字列を返します。

マッチ  , 
2つのセッションにマッチする。以下の場合、1を返す。  に含まれている。  それ以外は0である。
 は、通常のワイルドカードや正規表現構文などを使った正規表現である。

セット  = 
Assign the value to the variable specified which may be used in other expressions.
Returns the value of the expression.


Examples of scripts:


; script that will login to DUT
log "Login to DUT..."
log recuntil "login: "
sendln "admin"
recuntil "Password: "
sendln "12345"
recuntil " >"
log "Login successfull..."

; check if version of DUT is 5.2 as obtained by the system resource print command
sendln "system resource print"
log recuntil " >"
log recuntil " >"
set reply= recuntil " >"
log reply
failif not match "version: 5.2", reply
log "Version of DUT is correct ..."